横浜市のホストタウンとしての取組第3弾として、「Gapを超えて」をテーマに、英国の「ストップギャップ ダンスカンパニー」をお迎えし、そのインクルーシブなビジョンや活動内容についてお話しいただく講演会を開催します。
「ストップギャップ ダンスカンパニー」はイングランドを拠点に、障害のある/なしを越え、参加するアーティストが一丸となって新しい舞台の創造に取り組むダンスカンパニーです。
人々の勇気やもろさ、さまざまな人間模様を描き出す詩的でエモーショナルな作品はイギリス全土で旋風を巻き起こしてきました。未来のアーティストたちの育成やアウトリーチ事業など、誰もがダンスを楽しめる環境づくりや人々の既成概念を取り除くことに努めてきた彼らのパイオニア精神は、社会教育の現場でも高く評価されています。
貴重なお話を聞ける機会ですので、ぜひお越しください!

概要
- 【日時】
- 平成31年3月4日(月)18時~19時30分(開場17時30分)
- 【会場】
- 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館2階 多目的教室1(港北区日吉4-1-1)
- 【ゲスト】
- ストップギャップ ダンスカンパニーから3名のゲスト
・ルーシー・ベネット氏/ストップギャップ ダンスカンパニー 芸術監督
・デーヴィット・トゥール氏/ストップギャップ ダンスカンパニー メンバー
・柴田 翔平氏/ストップギャップ ダンスカンパニー エグゼクティブ・プロデューサー
- 【モデレーター】
- 横山 千晶氏(慶應義塾大学法学部教授)
- 【プログラム】
- ストップギャップ ダンスカンパニーによるプレゼンテーション/会場の皆様とのトークセッション
参加申込方法
- 事前申込制・先着順(60名程度)、参加費無料
- 「参加申込フォーム」または「FAX」によりお申し込みください。
- FAXの場合は次の記入事項を記載して(045-664-1588)まで送付ください。
①「ストップギャップ ダンスカンパニー講演会申込」
②参加者の氏名
③参加者の電話番号
※定員超過の場合を除き、連絡はいたしませんので、直接会場へお越しください。
※手話通訳が必要な場合は2月28日までにその旨お知らせください。
締切
平成31年3月1日(金)17時まで申込先・問合先
○参加申込フォーム:https://www.e-shinsei.city.yokohama.lg.jp/yokohama/uketsuke/form.do?id=1550626483976
○FAX:045-664-1588
○TEL:045-671-3690
(横浜市市民局オリンピック・パラリンピック推進課)
- 【主催】
- 横浜市、ブリティッシュ・カウンシル
- 【協力】
- 世田谷パブリックシアター
- 【会場】
- 慶應義塾大学日吉キャンパス協生館(横浜市港北区日吉4-1-1)
ストップギャップ ダンスカンパニー ゲスト紹介
- ルーシー・ベネット氏
- 2003年よりストップギャップに参加。アダム・ベンジャミン、ホフェッシュ・シェクター、ナタリー・ペルネット、トーマス・ヌーンらの作品などに参加する一方、自らの振付作品を発表。カンボジアのエピック・アーツへの振付や、パラリンピックのためのリバティー・フェスティバル、UKカルチュラル・オリンピアードのための作品を発表。レジデント・コリオグラファーを経て、12年よりカンパニーの芸術監督に就任。
- デーヴィッド・トュール氏
- 英ラパンセンターでダンスを学び、1993年よりカンドューコ・ダンスカンパニーに参加。グレイアイ・シアター、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどに出演。DV8が制作したシドニー・オリンピックのための作品『Can We Afford This?』に参加。2012年のロンドン・パラリンピックの開会式ではソロパートを務める。俳優として、サリー・ポッター監督『タンゴ・レッスン』などにも出演。
- 柴田 翔平氏
- 幼少期よりテレビや映画、舞台などに出演。1995年より渡英し、2005年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス卒業。研究テーマは、「社会環境における差別及び隔離化がいかにして生まれるのか。」卒業後は、アーツカウンシル・イングランド(サウス・イースト)に勤務し、2008年よりストップギャップ ダンスカンパニーに参加。ツアーマネージメント、アウトリーチ事業の他、様々なダンスプロジェクトを手掛ける。2009年より、ストップギャップの野外プロダクションの製作をスタートさせ、2012年にはロンドンオリンピック・パラリンピックのための文化プログラムへと発展、大成功を収める。カンパニーのフルタイム シニア・マネージャーを経て、現在はエグゼクティブ・プロデューサー。
モデレーター
- 横山 千晶氏(慶應義塾大学法学部教授)
- 専門は19世紀ヴィクトリア朝の文化。特にジョン・ラスキンやウィリアム・モリスを中心とした社会思想家が始めた社会と芸術の関係性の構築、及び19世紀の労働者を対象とした芸術教育を研究テーマとしている。近著に『ジョン・ラスキンの労働者教育―「見る力」の美学』(慶應義塾大学教養研究センター、2018年)がある。
